JW思い出供養⑬自転車で、「思い出ぼろぼろ」

つらかった、王国会館への自転車通いの、13年間の思い出をここで成仏させる。
"5miles to Kingdom hall on the Bike for 13 years"













JW思い出供養⑫「サンデー・スリー・ピー・エム」

"Get back our Sunday 3 p.m."

なたは10歳のころ 日曜午後3時に何をしてましたか
わたしは 小学4年生のころとか 高校1年生のころとか 思い返しても
日曜の午後3時に 「集会」で座っている以外に 何かしていた記憶がまったくない



歳から高校を出る18歳まで
計算すると3600時間以上を 集会で座っている時間に充てているのだが
それだけあれば 一般の子どもだと どんな遊びや習い事に充てるのだろうか


たしはと言うと
集会で 次はどんな禁止事項がふえるのだろうかと
思春期のヤマ越えた頃には それを演台から言い渡されるのが
マゾヒスティックな快楽になっていました

あっ 今日は魔法の出て来るアニメが禁止になったな
あっ 今日はよく聴いてたジャンルの音楽が禁止になったな
あっ 今日はとうとう インターネットが見つかっちゃったか


い雑誌に 見慣れないカタカナ文字が突然出てくると
たいてい禁止事項です
野暮ったいおじさん長老が たどたどしく 「オルタナティブ・ミュージック」とか言うのが
おかしくて うっとおしくて だまってシラッとしていた



ういう無味乾燥な 子どもの時間はなんの役に立ったのか


3600時間を








JW思い出供養⑪エホバの証人でない=全部"邪悪"

エホバの証人でない=全部"邪悪"というものみの塔の考え方を痛感した中学時代のエピソード。
Jehovah rewards Pagan nation that respects not only human but also even a life of a small fish.








このお寺、今どうなっているかなと思ってGoogleマップで見てみたところ 今でも筆文字言葉の掲示を続けてました。
実直に実直に。


JW思い出供養⑨歪んだ性教育をするエホバの証人

エホバの証人は性に対して非常に偏ったネガティブな思想を信者に強要しており、私も思春期の頃はずいぶん翻弄され、その受け止め方に苦しみました。



エホバの証人の母親に、問題を持つ人が一定数いる理由

※この記事の内容はすべて私見です。


JWの中にも良い母親はたくさん見受けられます。そのような女性は、子どもがたとえ"離れた"としても一家が仲睦まじい関係を維持できるようなバランス感覚を持っています。

ではエホバの証人の母親に、問題を持つ人が一定数いる理由は?以下は私の考察です。

JWになったから母親が問題を起こすようになったのではなく、もともと問題がある母親が入信しやすい

A)夫婦が不仲
B)夫がほとんど家に居ない、見捨てられ不安
C)子育て不安が強い
D)身体の具合が悪い
E)社会性が乏しく(労働経験が浅い等)解決方法がわからない
F)時間が余っている


特にAは一番問題に直結すると思っています。逆にB~Fは、Aに起因することが多いのかもしれません。

特にムチ世代のものみの塔の"音信"は、上記のような問題を持つ専業主婦に刺さりやすい"証言"で野外宣教に注力していました。

日本でエホバの証人数が急速に増えた、戦後~80年台は専業主婦世帯数が圧倒的でした。
当然”野外奉仕”も、会える確率の一番高い主婦にターゲットを絞って実施されます。
エホバの証人は男女比で見ると女性が多いのはご存じかと思います。
「幸せな結婚生活の秘訣」「精神の規整をもって子どもを育てる方法」などは伝道の際に高頻度で使われる"証言"のネタです。ちなみに今朝(2017/7/5)、私の最寄り駅に立っていたJWも「幸せな家庭」と書かれたものみの塔を掲げていました。

母親本人が、「懲らしめ」と私情の境界を見失っている

「むち棒を控える者はその子を憎んでいるのであり,子を愛する者は懲らしめをもって子を捜し求める。」- 箴言 13:24
「まだ望みのあるうちにあなたの子を打ち懲らせ。これを死に渡すことにあなたの魂の願望をもたげてはならない。」- 箴言 19:18
「むち棒と戒めは知恵を与える。しかし,したい放題にさせて置かれる少年はその母に恥をかかせる。」- 箴言 29:15
ご存じの通り、エホバの証人がかつて"ムチ"の根拠としていた聖句です。エホバの証人はこれらを曲解し、エホバの名において子どもに実物のムチを当てる"権限"を親たちに自覚するよう教育しました。
精神的に未熟な、または余裕のない母親たちは、ムチを当てるたびに「エホバの名において懲らしめているのだ」と自分に言い聞かせてきました。
それを継続するうちに「自分はエホバの代理」という意識が強くなります。

叩くのをエホバが許可している、さらにムチを差し控えるのはむしろ罪と考え始めます。
ものみの塔の組織がムチを与える基準を明示していないのも非常にまずかったと思います。


  1. 前述したような、何らかの問題が降りかかる
  2. 相談できる人も少なく、精神的に余裕がない、そんな時、子どもが想定外の振る舞いをする・・・・・
  3. 夫に相談すべきなのか、言葉で諭すべきなのか、懲らしめのレベル分けができない
  4. 本当に懲らしめが必要なのか、単に自分が腹を立てているだけなのかわからない
  5. わからないので、まずはエホバの命令だからムチを与える、いや与えないのは罪だ


たとえば上記のようなプロセスで、コントロールできない感情をムチにぶつけている母親もいたのではないかと思います。
その結果が、「ムチの理由を覚えていない」「突然怒り出す」という2世の苦悩なのだと考えます。


問題のある母親に対して、子供はどうすればよいか

2書籍が非常に参考になりました。
両書とも読みやすい、わかりやすい本です。PC版のAmazonでサンプル閲覧(「なか見検索」)できます。

「母がしんどい」田房 永子
漫画の体験談です。
「これだ、うちの母おんなじ!」という部分が見つかるかと思います。
まずはカタルシスによる重荷軽減に非常に役立つと思います。



「私は私。母は母。~あなたを苦しめる母親から自由になる本」加藤伊都子
毒母のタイプ別分析が、実例に基づくエピソード別に解説されています。
具体的な対応策も書かれています。



その他、より専門的な知見から毒親問題を分析している書籍
「毒になる母」
「インナーチャイルド」




いわゆる"毒母"について、著名人の見解

美輪明宏の考察









渡辺えりの考察



JW思い出供養⑧子どものおもちゃで子どもを殴る毒親エホバの証人

車飛び降り事件と同時期、私が6歳当時の話です。
※作中の呼称は仮名です。










ムチの理由を覚えていない
何百回、いや何千回と当てられてきたムチだが、
不思議なことにムチされた理由をどれ一つ覚えてない。
今回の漫画も、実はこの時殴られた理由を覚えていない。

なんで覚えていないかというと、
母親は、同じことをしても怒る時と怒らないときがあり、
何をしたらムチされるのか、子ども当時も、皆目見当がつかなかった。
毎回寝耳に水な感じできまぐれにムチを当てられるので、
当時の自分は怒られた理由がよくわかっておらず、記憶に残っていないのだと思う。


当時の私は何にショックを受けたのか
ショックだったのは、お気に入りのおもちゃを壊されたこと自体ではなく、
私のおもちゃに対して感情をむき出しにした母の姿。
見てはいけないものを見た感じ。

いつものマゴのテを持ってこさせず、おもちゃをムチにしたのはわざとだと
いうのは子どもながらにもわかったが、
そのおもちゃの何が気に入らなかったのか一言も説明がなく
おもちゃを壊してしまったことへのわびも一言もなく
すべて非言語のメッセージで、当時6歳の私に“理由はわかるよな?"と
当てつけられたのが怖かった。